ひとり暮らしの注意点 4
引っ越して気付いたのだが、私が借りた部屋は2階にある4部屋のうちの北西の角部屋だった。
田の字型に4部屋あったので、全部角部屋だったが。
それに、北西の角ということで日当たりが悪かった。
というか、西側にある窓を開けると手の届くところに隣家があったので、全く日が当たらなかった。
他のアパートと比較検討しないで即決したことを後悔したが、そもそも予算的に色々と比較できる立場にないと思ったし、引っ越した後だったので、やむなく、「慣れれば結構いい部屋なんじゃないか」と自己暗示をかけてみることにした。
(自己暗示は部屋のこと以外でも使える。)
すると、何となく住み心地が良くなった気がした。
例えば、目の前の隣家というのも、実は大家さんちで、私の生活スタイルに全く口出ししなかったので、気楽に過ごすことができた。
日当たりよりも気楽さの方が私には重要だったと思う。
また、大家さんちの庭に置いてあった洗濯機を無料で使わせてもらえたことも良かった。
そのため、お言葉に甘えて休日には必ず洗濯をした。
※イメージ写真
外階段を上がった2階の共同玄関脇に小さなベランダがあって、そこで洗濯物と布団を干していたのだが、このベランダは、私がほぼ独占して使用していた。
というのも、このアパートは南道路と東道路に面しており、他の3部屋は日当たり・風通しがまあまあ良かったみたいで、ベランダを使おうとしなかったのだ。
アパートの吟味こそ全くしなかったものの、いざ住んでみると、それなりに良さがわかって、ひとり暮らしを満喫し始めていた。
※写真は、「古いアパート 外階段 無料 写真」で検索したものを借用しています。
似たものが見つからず、雰囲気で選びました。